薪ストーブは炎で癒され、遠赤外線効果で体の芯までポカポカです

我が家の薪ストーブはイントレピッドU

<イントレピッドU>

我が家の薪ストーブはバーモントキャスティング社の「イントレピッドU」 このストーブを一言で表現すると、「小型ながらも高性能」ではないでしょうか?

 

燃焼効率を劇的にアップさせたキャタリティックコンバスター(触媒)や、薪の無駄遣いを減らす自動温度調節機能、垂直・水平燃焼モードなど高い燃焼効率を誇りながらもコンパクトかつ高性能なストーブなのです。

 

暖房面積;約11〜34坪 、連続燃焼時間;約6時間 、燃焼効率;81.1%以上 、触媒方式


燃焼方式は大きく分けて2種類あります

薪ストーブはどれも同じだと思ったら大間違い。デザイン、大きさよりもまず、燃焼方式をチェックしましょう。

キャタリティックコンバスター(触媒)方式

<触媒方式>

燃焼ガスがコンバスター(触媒)を通過する時、化学反応によって、より完全燃焼させる仕組み。

 

一次燃焼室の奥にもう一つの炉室=二次燃焼室を設け、バイパスダンパーを閉じた際、一次燃焼室で燃えた排気が二次燃焼空気と混合されて、キャタリティックコンバスター(触媒)を通り、約230℃の低温で効率良く再燃焼させる仕組みです。触媒を1〜2年に一度ぐらいの頻度で交換(1.5〜2.5万円)する必要がありますが、燃焼効率が良いので薪の消費量が少なくて済みます。


クリーンバーン方式

<クリーンバーン方式>

上面にある穴あきパイプから空気が流れる事でクリーンな二次燃焼をさせる仕組み。

 

炉室上室に穴あきステンレスパイプを装着。このパイプの穴から熱い二次燃焼用の空気を炉室に供給する事で無駄のないクリーンな二次燃焼を実現しています。シンプルでメンテ性が良く触媒方式のような維持費が少なくて済みますが、触媒方式に比べると燃費で劣る事も念頭に置いておく必要があります。


薪ストーブの設置場所は慎重に!

薪ストーブの温かさを効率よく、家全体を暖めるには「空気を対流」させてやる必要があります。ストーブで暖められた空気は天井へと上り、冷たい空気は下へ降りてきます。この気圧の差のによる空気の流れを利用できるように間取りやストーブの設置場所を家作りの設計の段階で考えておくと良いでしょう。

薪ストーブ設置例

悪い例

吹抜けのない間取りの場合、このように階段そばに薪ストーブを設置すると、暖められた空気は2階に留まりますが、冷たい空気が降りてこれなくなり、家全体を均一に暖める事が難しくなってしまいます。


薪ストーブ設置

良い例

暖められた空気が2階に上ると同時に冷たい空気が薪ストーブに吸い寄せられるように、家全体の空気の通り道を確保しておくと家中が温かく保たれます。