内装壁材はEM珪藻土、ディバネート、クロスを使い分けました

初めて知ったEM珪藻土

崖obinに出会うまではEM珪藻土の存在を知りませんでした。しかし崖obinから説明を受けて実際に見て、触って、感じた事は、「セルロースファイバー」が呼吸をする断熱材であるならば、この「EM珪藻土」は、まさに”呼吸する壁”という事です。

珪藻土とは?

断熱材,薪ストーブ,セルロースファイバー,無垢,家造り,住宅ローン

珪藻土は太古の植物性プランクトン(珪藻)が、長年にわたり海底や湖底に堆積して化石化した天然の鉱物です。微細な孔を無数に持ち、その孔が水蒸気や臭気、音波などを取り込み調湿・断熱・消臭・遮音などの効果を発揮します。

ただ、珪藻土はそれだけでは壁材として利用できません。
壁に塗るために、また塗った後にひび割れしないように、「つなぎ」が必要です。

このつなぎに何を使うのかについては決まりがなく、接着剤として石油系の化学物質を使用していても「珪藻土」として販売ができるのです。

しかし、成分に石油系化学物質が含まれていては自然素材とは言えませんよね〜。

最近では配合成分を公開して販売している会社もありますので、珪藻土を選ぶ際はその点を注視して見て下さい。

そんな珪藻土ですが最近、発ガン性が指摘されています。”非結晶性シリカ”という珪藻土の成分のためです。珪藻土を燃焼させるとこの”非結晶性シリカ”が、結晶性シリカに変化し、それがガン(この場合は肺がんです)を引き起こす原因になる可能性がある、というのです。

EM珪藻土とは?

<EM>

EMとは

有用微生物郡の英語名、Effective Microorganisms(エフェクティブ・マイクロオーガ二ズム)の頭文字から付けられた造語です。

 

分かり易く言うと、人間にとって良い働きをする微生物、例えば乳酸菌とか、酵母菌などですね。これらが集まって液体になっているものがEMです。この良い微生物、つまり善玉菌が、さまざまな汚れや腐敗菌をきれいにする働きを持っているという事です。

 

EM珪藻土とは

崖obinが標準仕様しているEM珪藻土とは、自然素材成分にこだわった珪藻土に、「EM」を配合した珪藻土です。そしてEM珪藻土の珪藻土は燃焼させていません。珪藻土に ”結晶性シリカ”が含まれるの万が一の可能性を気にされる方にとっても、EM珪藻土はとても安心できる材料というわけです。


崖obinのEM珪藻土

@主原料含有率にこだわりがあります!
吸放湿機能が一般的な珪藻土の3倍!断熱性や吸湿性も優れていて、「稚内層珪藻頁岩58%使用」しています。

 

A配合素材は100%自然素材です

  • 珪藻頁岩(未焼成)
  • 焼成ホタテ貝
  • 消石灰
  • 色土
  • 食用のり・ケナフ

B化学物質を含まないので安全です
天然鉱物無機質原料を主原料としているため揮発性有機科学物質(VOC)を含まず、万が一出火した場合でも有害な煙やガスを発生させません。

 

                                           崖obinのHPより